2010年10月2日(土)〜16日(土)の間、胆石 急性胆のう炎のため入院した。 | ||||||
直接の原因は5年以上前にみつかった小さな胆石だが、 | ||||||
乱れた食生活、疲れの影響もあり、今回の病が発病したようだ。 | ||||||
今回手術はなし。腹腔鏡で比較的簡単な手術らしいが、先延ばしにした感じ。 | ||||||
一生このままで、問題ない場合もあるけれど、今度再発したら摘出手術(一般的な治療法)すべきとのこと。 | ||||||
胆のうは無くても大きな問題はない臓器。今後は、しばらく薬を飲み続け、食事療法で対処していく予定。 | ||||||
5年間で一度くらいしか痛まなかったので、急な腹痛と入院で本人が一番ビックリした! | ||||||
当初は仕事のことばかり気にしていたが、血液検査結果で肝機能が低下していたので、すぐに観念した(^^; | ||||||
急性胆嚢炎 入院日記 | 2010/11/5記、2010/12/24追記 | |||||
1 | 10/2 | (土) | 胆石発作 腹痛 心電図 血液検査 CT レントゲン 入院 |
深夜1時半〜2時頃、ベッドに寝転がったら、急に強烈な腹痛が・・・。 咄嗟に胆石が原因か?と思いつつ、痛みが落ち着いた後、 そのまま寝てしまった。 翌朝は調子が良かったので、会社へ。午前中は本調子ではない感じ。 15時半ごろから、強烈な痛みではなかったが、再び痛み出す。 我慢できず、21時頃、桜木町夜間急病センターへ。 レントゲン、心電図、血液検査などを実施。血液検査より、 白血球の増加(WBC=10300)や肝機能に問題あり、胆石が原因の可能性高く、 入院を勧められる。 肝機能の数値はAST(GOT)=299, ALT(GPT)=193と3ケタ。 ちょうど夜間の担当だった南区の行きつけの病院へタクシーで移動。 22時頃病院へ到着。 CT、レントゲン検査などを実施した後、そのまま人生初の入院決定。 数日後にCTの結果を聞いたが、胃と胆のうが腫れていたそうだ。 |
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2 | 10/3 | (日) | 腹痛 | 入院直後の深夜0時〜6時の間、腹痛のため、寝付けなかった。 その後は、痛み無し。 |
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3 | 10/4 | (月) | エコー 血液検査 |
エコー検査の結果、胆のうが少し腫れていることが判明。 4mm程度の小さな胆石2個の位置は問題なかった模様。 血液検査の結果、肝機能の数値がかなり異常。 AST(GOT)=239, ALT(GPT)=349, γ-GT=474と3ケタとなり、 今まで見た事も無い数値。早期復活は断念(T_T) 総ビリルビン=10(基準は0.2-1.1)となり、黄疸の症状が現れる。 炎症を示すCRP定量の数値もかなり異常(=1.29、 基準は0.30以下)。 胆石胆のう炎(急性胆のう炎)で入院期間は1〜2週間の診断。 5人部屋だったが、隣のベッドに肺炎の危篤患者(老人)が運ばれてきて、 驚いた。 いびきが凄くて眠れず、翌日から耳栓をして寝た。 1週間後、小康状態のまま別室へ移動。 |
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4 | 10/5 | (火) | 点滴、静養。 | |||
5 | 10/6 | (水) | 点滴、静養。 今回手術(腹腔鏡による胆のう摘出)するか、次回発症した時に手術した 方が良いとのこと。今回は手術しない方針で進めることになった。 |
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6 | 10/7 | (木) | 水分OK | 点滴、静養。 昼から水分の摂取がOKとなる。かなり水を飲んだ。 夕方から薬(ウルソ)が処方される。 |
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7 | 10/8 | (金) | 血液検査 | 点滴、静養。 連絡ミス?により、あやうく、血液検査が翌日になるところだった。 血液検査結果は、かなり改善されており、CRP定量の数値は基準値内(=0.24)と なり、 炎症はほぼ無くなった模様。 総ビリルビンもかなり良くなった。(=2.1) ただし、肝機能の数値も良くなったが、まだ3ケタのため、様子見。 AST(GOT)=100, ALT(GPT)=175, γ-GT=428。 |
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8 | 10/9 | (土) | シャワー | 点滴、静養。 初シャワー。久々のシャワーは相当うれしかった。 |
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9 | 10/10 | (日) | 点滴、静養。久し振りに味のあるりんごジュースを飲んだ。 | |||
10 | 10/11 | (月) | 点滴、静養。 | |||
11 | 10/12 | (火) | 血液検査 | 点滴、静養。 | ||
12 | 10/13 | (水) | シャワー | 前日の血液検査が良好だったため、昼から食事OKとなる。 AST(GOT)=36, ALT(GPT)=77, γ-GT=240まで回復。 ALPは基準値内の319へ。CRP定量も0.08で問題無し。 2回目のシャワー。 食事は野菜の煮物が中心。あとは、魚、豆腐、ヨーグルト、果物など。 |
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13 | 10/14 | (木) | 食事、静養。 栄養士さんから食事指導を受ける。脂っこいものが食べられなくなった(T_T) コレステロールが高い食品はNG。お酒、カフェインもNG。 |
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14 | 10/15 | (金) | 血液検査 | 食事、静養。 食事開始後も順調に回復しているため、退院決定!(^^) かなり回復したが、まだγ-GTなど、一部の結果は基準値外。 AST(GOT)=24, ALT(GPT)=46, γ-GT=190まで回復。 総ビリルビンは基準値にかなり近い1.2まで回復。 |
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15 | 10/16 | (土) | 退院 | 朝食後、退院。最後の朝食は鯛だった!(^^) 10時半頃、自宅へ。太陽がまぶしかった。 2週間ぶりの帰宅であった。体重が4kgも減っていた(^^; 少し歩いたりすると、まだ変。完全に病み上がりの体調であった。 |
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16 | 10/17 | (日) | 自宅静養。歩いたり、体を動かすと、汗をかく感じで、まだ変。 予想以上に体力は低下していた。次週から出社することになった。 |
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17 | 10/18 | (月) | 自宅静養。だいぶ回復。まだ完全ではない。 | |||
18 | 10/19 | (火) | 自宅静養。かなり回復した気がするが、ほとんど動かなかったので、 回復具合は不明。 |
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19 | 10/20 | (水) | 自宅静養。もう大丈夫かも!? 体重は1kg増えた程度で、入院前の3kg減。 | |||
20 | 10/21 | (木) | 自宅静養。特に問題なし。主治医の診断はこの日から出社OKの診断だった。 | |||
21 | 10/22 | (金) | 通院 | 通院。採血実施。翌日電話で、γ-GTだけ高いが問題ない旨、伝えられる。 | ||
35 | 11/5 | (金) | 通院 | 通院。2週間前の血液検査結果は、AST(GOT)=24,
ALT(GPT)=26, γ-GT=129、 総ビリルビン=0.8、CRP定量も0.03以下。γ-GTだけ高かったが、もう問題ないとのお墨付き。血液検査も本日なし。しばらく薬を飲むのと、食事療法を続ける。1ヶ月後に念のため、血液検査をする。 |
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59 | 11/29 | (月) | 通院 | 血液検査実施。 | ||
84 | 12/24 | (金) | 通院 | 前回の血液検査結果は、AST(GOT)=20,
ALT(GPT)=14, γ-GT=37U/l、 総ビリルビン=0.8mg/dlと全く問題なし。 元々基準値を超えていた総コレステロール=170mg/dlと、食事に気をつけていたお陰で、全く問題なくなった。 しばらく薬(ウルソ錠のジェネリック医薬品のゴクミシン)を飲むことになる。食事も継続気をつける。 |
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その他 | ||||||
・通院していた時にはわからなかったが、入院施設は充実している。 | ||||||
・いろんな患者さんと同室になり、看護師さんが重労働で大変なのが良くわかった。愚痴も何回か聞こえてきた(^^; | ||||||
・夜は、あまり寝れなかった。耳栓は必需品。寒くて寝れない日もあったので、掛け布団を1枚追加してもらった。 | ||||||
・とにかく暇で、携帯電話やテレビがなかったら大変。 | ||||||
・簡単な手術だとわかっていても、手術は恐怖感がある。今回は回避できたが、今度再発したら手術。 | ||||||
・入院費が高い。幸い保険でかなりの額が返ってきた。二つ保険に入っていたので、黒字になった。 | ||||||
・胆のう炎そのものは、それほど大きな病気ではないが、腹膜炎や敗血症に移行すると、重病になるらしい。 | ||||||
今回、ビリルビンの数値がかなり上昇したので、主治医も心配していた。 | ||||||
英単語 | ||||||
•胆石 | ||||||
bilestone《医》 | ||||||
biliary calculus《医》 | ||||||
cholelith〔【語源】chole(胆汁)+ lith(石)〕 | ||||||
chololith《医》 | ||||||
cystolith《医》 | ||||||
gall stone〔【略】GS〕 | ||||||
gallstone disease《医》 | ||||||
gallstone《医》 | ||||||
•胆石症 | ||||||
cholelithiasis《医》 | ||||||
•急性胆のう炎 | ||||||
acute gallbladder disease | ||||||