用土について

ハーブは、「水」「肥料」「空気」を必要としますので、保肥性、排水性、保水性、通気性を考慮した用土の選択が肝要です。以下、代表的な用土について紹介します。ハーブの種類によっても、好む土壌は異なりますし、畑や庭(地植え)で栽培するか、鉢植えかでも、適切な用土は異なってくるようです。以下の用土をブレンドして、自分だけの土を作れたら、栽培の楽しみも倍増すると思います(^^) 初心者のうちは、ハーブ専用土の使用しながら、並行して勉強していくと良いと思います(^^)

 

赤玉土
火山灰土で、赤褐色の粘質土。弱酸性で粒の大きさは大中小とあり、排水性、保水性、通気性に富む。ベース用土に適する。小粒は、種まきや挿し木に適する。

腐葉土
落ち葉を堆積して腐らせたもので、ベース用土に配合する代表的な用土。微量肥料を含む他、土をふんわりさせ、通気性を高める。良く発酵したものを選ぶこと。

バーミキュライト
蛭石(ひるいし)を焼成(しょうせい)して薄板多層状にした代表的な調整用土。通気性、保肥性、保水性に優れ、種まきや挿し木にも適する。

パーライト
真珠岩を高温高圧で焼成して多孔質にしたもので、水はけを良くするために使う代表的な調整用土。通気性に優れ、軽量化させたい時にも効果的。小粒のパーライトを種まきや挿し木用の用土に混ぜても良い。

ピートモス
水苔が体積冨宿したもので、通気性、保水性に優れる。種まきや挿し木にも適する。

苦土石灰
植物の生育には石灰(カルシウム)や苦土(マグネシウム)や微量要素などが必要です。酸性土壌の改善のために、ブレンドすると良いでしょう。

 戻る