2022年6月12日(日)、所属しているマンドリンオーケストラ「コンコルディア」の第50回定期演奏会が無事に終わりました。 終演直後から翌日夜まで、かなりの疲労感を感じました。本番に集中して弾いた結果だと思います。 もちろん本番で弾けなかった箇所はありましたが、ミスはほとんどなく、自信のある個所はしっかり弾けたので、今の自分の役割は果たせたと思っており、満足しています。 ただ、個人練習時間は確保できておらず、いつか本番で何かやらかすのでは・・・と毎回危惧しています。 1st mandolinは高音域なので、間違うと目立つのです。若い頃と違って記憶力は低下しているし、練習量も少ないので、暗譜できなくて・・・。 本番は譜面から目を離さず、指揮を視線に入れ、集中力Maxなのと、経験(合計約30年)でカバーできているのだと思います。 入団後、お会いする度にお声がけしていただいた元会長である太田さんが3月にお亡くなりになり、追悼の意を込め、最初に「夜曲」を演奏しました。 自分達の披露宴の媒酌人をつとめていただいた恩人でもあります。この曲を弾いたお陰で、その後も緊張せずに弾けた気がします。 20代の頃に2回弾いたことがある吉水秀徳さん作曲の「序曲」は大好きな曲。31年前(第19回定演)の委嘱初演でも弾きました。 部分的に暗譜している数少ない曲でもあり、また演奏する機会が得られ、感無量です。 伊福部昭氏作曲のタプカーラ第一楽章は、昨年逝去された元会長の今村さんが編曲されており、自分がコンマス時代(第22回定演)に弾いた曲でもありました。 演奏前、隣で弾いていたり、指揮をされていた今村さんのことを思い出しました。 なぜか、ほとんど暗譜できていませんでしたが、本番は自信をもって楽しく弾けた曲です。大いに盛り上がりましたね! 最後に演奏した曲「河の詩」も2回目の演奏となりました。この曲は良く覚えていました。 美しい旋律を「美しく弾く」ことを心がけました。本番のギターパート、素晴らしかったです。 今回、若くて優秀な指揮者が3名もデビューしましたが、いずれも本番は素晴らしい出来だと感じました。 若い部員が非常に増え、久し振りに大人数のコンサートで、ご来場いただいた皆さんにも誇れる内容だったと思います。 今年は自分自身も集客の注力しましたが、結果的にもっと宣伝すれば良かった・・・ そう後悔するような良いコンサートだったと思います。 小さなミスはあったと思いますが、所詮アマチュア団体であり、入場料も無料ですからね。 第40回定期演奏会の出演をきっかけに復帰することになった際、第50回定期演奏会まで続けることが目標でした。 その目標を達成しましたが、まだ指も動くし、特にやめる理由もなく、引き続き今のペースとなりますが、続けていきたいと思います。 昔のように精力的に取り組むことはなくなりましたが、音楽を楽しむことはできるし、同世代の仲間は多いし、演奏を通して若手に伝えられることは沢山あると思っています。 引き続き、よろしくお願いします。 「コンコルディア」の演奏はYouTubeでも聴けますが、生で聴いていただくと、絶対何かを感じていただける物があると自信を持って言えます! 皆様、次回は来年6月となりますが、是非ご来場ください。